森雅之は本名・有島行光。父は小説家の有島武郎。黒澤明・溝口健二・成瀬巳喜男などの一時代を築いた監督の映画に重要な役で出演している。
高峰秀子
戦前、戦後を通じて活躍した大女優
木下恵介とコンビを組み、以降「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾年月」など計12本の木下作品に出演する。
木下恵介監督の意欲作
「二十四の瞳」は女性教師と生徒たちの苦難と悲劇を通して、戦争の悲愴さを描いた作品である。監督・木下恵介、主演・高峰秀子。
「無法松の一生」阪妻の好演が光った(その二)
0 1943年(昭和19年) 日本映画史上の名演技の一つに数えられる 阪妻も稲垣を知らない仲でもないので「命を懸けてもやるつもりか」と聞いた。稲垣は「そうだ」と答えると、「よし、私も頑張ろう」と応じて出演が決まった。阪妻 […]
日本映画最初の国産カラー映画
外国映画がカラー化して行く中で、日本映画もこれに追いつけ、追い越せとばかりに、満を持して松竹がこの1作を打ち上げた。
キナ臭い時代に映画界は活況
戦後の混乱と食糧難の中に 現れた天才歌手・美空ひばりが「悲しき口笛」を歌い、その歌声は占領下の日本人に熱狂的に愛された。