「困ったことがあったらな、風に向かって俺の名前を呼べ。おじさん、どっからでも飛んできてやるから」(車寅次郎)第1作の公開から50周年となる2019年50作目、まさに奇跡の映画が誕生したのだ。
渥美清
人々をテレビの前にくぎづけにした
2つのバラエティー番組が人々をテレビの前に釘づけにした。テレビ番組「夢であいましょう」「シャボン玉ホリデー」歌や踊り、爆笑コントに茶の間は華やかなショーに酔いしれた。
松竹の寅さんと東映のサニー・チバ
松竹は渥美清の寅さん、東映は千葉真一の空手映画。世界のカンフー・ブームの中で日本でも空手映画が盛んに作られた。千葉真一はサニーチバとして世界で名をはせた。
「男はつらいよ」寅さんの起源はテレビドラマ
長寿シリーズ物「男はつらいよ」は、全48作が公開され、山田洋次が全ての原作を担当し、26年間の長きにわたった国民的映画。
「フーテンの寅」の渥美清
1969(昭和44)年、松竹で「男はつらいよ」の映画化を決め以降シリーズ化。渥美は27年間で48作の寅さんを演じ続けた。
平成元年日本映画ベスト10/No.4,5,6
0 1989(平成元年)年 1989年(平成元年) 配収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/魔女の宅急便(東映) 2位/ドラえもん・のび太の日本誕生(東宝) 3位/オルゴール(東映) 4位/利休( […]