阪東妻三郎の晩年の代表作「王将」で無学の将棋の名人・坂田三吉を演じる。無声映画からトーキー映画へ日本映画を代表する大スターである。
木下恵介
戦前、戦後を通じて活躍した大女優
木下恵介とコンビを組み、以降「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾年月」など計12本の木下作品に出演する。
ワイド・カラー映画の夜明け
木下恵介とコンビを組み、以降「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾年月」など計12本の木下作品に出演する。
木下恵介監督の意欲作
「二十四の瞳」は女性教師と生徒たちの苦難と悲劇を通して、戦争の悲愴さを描いた作品である。監督・木下恵介、主演・高峰秀子。
日本映画最初の国産カラー映画
外国映画がカラー化して行く中で、日本映画もこれに追いつけ、追い越せとばかりに、満を持して松竹がこの1作を打ち上げた。
最後まで神秘に包まれた女優「原節子」
原節子主演で数々の名作を残した小津安二郎監督は原のことを「お世辞抜きで映画女優としては最高だと思っている」と語っている。
映画の宣伝合戦エスカレート
裾を乱した女性の姿の絵看板。走るエロ広告バスや市電が登場。映画の宣伝合戦は次第にエスカレート、白熱化する。