残酷描写の決定版が「忍びの者」である。忍者たちが、血で血を洗う残忍さを、山本監督はねばっこく描いた。この残酷プレーが人気を得て、「続・忍びの者」「新・忍びの者」と忍者ブームのキッカケをつかんで行く。
市川雷蔵
勝プロダクション設立
「悪名」「座頭市物語」「兵隊やくざ」のシリーズ物3作がすべて大ヒット。大映のドル箱として大映の大黒柱になっていく。
大映のドル箱スター 市川雷蔵
雷蔵の代表作「炎上」で演出をした市川崑監督は「百点満点をつけて良いと思います。もう何も言うことないですよ」と語った。
時代劇の全盛期を支えた大スター
最近は時代劇がめっきり少なくなってきたが、昭和30〜60年代に活躍した萬屋錦之介、市川雷蔵、勝新太郎は時代劇の3大スターである。