映画界に残酷ブーム起きる(昭和37年) 2020.02.06 by 西川昭幸 残酷描写の決定版が「忍びの者」である。忍者たちが、血で血を洗う残忍さを、山本監督はねばっこく描いた。この残酷プレーが人気を得て、「続・忍びの者」「新・忍びの者」と忍者ブームのキッカケをつかんで行く。
時代劇に革命が起きた 2019.12.24 by 西川昭幸 「椿三十郎」で演出した血飛沫が噴き出す表現が観客を驚かせた。今までのリアル感の無い時代劇が衰退する。日本時代劇の変革だった。以降東映に「ヤクザ映画」が台頭して来る。