日活の映画製作再開で業界は俳優やスタッフの引き抜きに戦々恐々だった。日活に対抗して五社協定が結ばれるが、この事で日活は独自にスターを発掘していく。
1963(昭和38)年の世相
国際映画祭で今井正監督の「武士道残酷物語:東映が金熊賞を受賞する。アニメ「鉄腕アトム」「狼少年ケン」「鉄人28号」「エイトマン」も放送され茶の間は一気にテレビアニメの時代がやって来た。
全米公開 日本映画の歴代興行収入1位
ポケモンショックに翻弄された映画 「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」(東宝) 「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」は、1998(平成10)年7月に公開された、首藤剛志脚本、湯山邦彦監督による日本の長編ア […]
平成10年の日本映画年間ベスト10/No.7,8,9,10
1988(平成10)年興収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/踊る大捜査線THE MOVE(東宝) 2位/ポケットモンスターミュウツーの逆襲(東宝) 3位/ドラえもんのび太の南海大冒険(東宝) 4位/ […]
三船君、本当によくやったなあ
「三船無くして黒澤無し」と言われるほど黒澤作品に欠かせない存在。黒澤は三船の死後「三船君、本当によくやったなあと褒めてあげたかった。あんな素晴らしい俳優はもういません」と語った。
東京巣鴨に有った大都映画撮影所。
新興の映画会社、大都映画には「名物珍優」と知られた人気女優・大山デブ子がいた。大山デブ子は大柄で、名前の由来通り、八面六臂の活躍し、デブ子が登場するだけで観客を沸かせて、三枚目の本領を発揮した。
1988(昭和63)年の世相
戦後3大疑獄事件の1つに挙げられるリクルート事件が発生した。天皇が、吐血で容態急変。天皇の国事行為を皇太子に全面委任。病状悪化で、全国の祭りやイベントが自粛ムードになった。
(番外編)海外では、どんなアニメが求められているのか
有料動画配信サービスが、映画館を駆逐する時代がやってくる!? 日本映画製作者連盟(映連)が発表した2018年の全国映画興行収入は、2,225億円(前年比2.7%減)である。 一方、2018年の有料動画配信市場は、一般社団 […]
平成10年の日本映画年間ベスト10/No.4,5,6
1988(平成10)年興収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/踊る大捜査線THE MOVE(東宝) 2位/ポケットモンスターミュウツーの逆襲(東宝) 3位/ドラえもんのび太の南海大冒険(東宝) 4位/ […]
昭和初期の映画界を牽引した立役者(阪東妻三郎)-その2-
阪東妻三郎の晩年の代表作「王将」で無学の将棋の名人・坂田三吉を演じる。無声映画からトーキー映画へ日本映画を代表する大スターである。
映画「iー新聞記者ドキュメント」が問うもの
映画「i―新聞記者ドキュメント」は女性記者が、権力にひるまず、強い意思と行動力を持って取材する姿を描いた映画で、その迫力に驚嘆した。
三船敏郎と黒澤明監督との16作品
黒澤明監督と三船敏郎の名コンビでヒット作が続々と生まれる。黒澤明は「一言いうと10わかる。珍しいほど監督の意図に反応する。こいつを生かしていこうと思った。」と語っている。
1987(昭和62)年の世相
伊丹十三監督の異色作「マルサの女」が物語の面白さと演出力でヒット。「マルサの女」主演の宮本信子、山崎努、津川雅彦などの怪演で、250万人の観客を動員しマルサブームを作った。
大切なものを守るためにはどうすればいいか
「がんばれ!ジャイアン!!」(東宝) 原作の持ち味を活かした感動短編アニメ 「がんばれ!ジャイアン!!」は、2001(平成13)年3月に、「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」の併映作品として公開された短編アニメーション映 […]
平成10年の日本映画年間ベスト10/No.1,2,3
1988(平成10)年興収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/踊る大捜査線THE MOVE(東宝) 2位/ポケットモンスターミュウツーの逆襲(東宝) 3位/ドラえもんのび太の南海大冒険(東宝) 4位/ […]
1986(昭和61)年の世相
テレビ局が映画に参入した最初の局が、フジテレビだった。斜陽産業といわれた映画も、大量宣伝、動員作戦をかけることで、場外ホームランが昔の夢でないことが証明された。
黒澤明とのコンビで日本映画界を牽引
黒澤明は三船敏郎のたぐいまれな才能を見抜く。その後、黒澤明とのコンビ作品が続き日本映画界を牽引していく。三船敏郎は国際映画人として世界中に影響を与え尊敬された。
昭和の俳優・梅宮辰夫を偲ぶ②
東映では高倉健や鶴田浩二、菅原文太、藤純子が持て囃されたが、もう一方の雄、梅宮辰夫を忘れてはならない。梅宮の思い入れがある「花札渡世」はヒットはしなかったが、隠れたやくざ映画の名作だと思う。
時代劇に革命が起きた
「椿三十郎」で演出した血飛沫が噴き出す表現が観客を驚かせた。今までのリアル感の無い時代劇が衰退する。日本時代劇の変革だった。以降東映に「ヤクザ映画」が台頭して来る。
製作期間8年、製作費51億5千万円の問題作
高畑勲の作品の中には初心者にもわかりやすくはしているが、実はその奥に色々と考えてあり、わかる人には、もっとわかるような深みのある、付いて来られる人だけ付いて来てくれれば良いという考え方で作った作品もある。「かぐや姫の物語」はこれに近い。