黒澤明監督と三船敏郎の名コンビでヒット作が続々と生まれる。黒澤明は「一言いうと10わかる。珍しいほど監督の意図に反応する。こいつを生かしていこうと思った。」と語っている。
Archives for 12月 2019
1987(昭和62)年の世相
伊丹十三監督の異色作「マルサの女」が物語の面白さと演出力でヒット。「マルサの女」主演の宮本信子、山崎努、津川雅彦などの怪演で、250万人の観客を動員しマルサブームを作った。
大切なものを守るためにはどうすればいいか
0 「がんばれ!ジャイアン!!」(東宝) 原作の持ち味を活かした感動短編アニメ 「がんばれ!ジャイアン!!」は、2001(平成13)年3月に、「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」の併映作品として公開された短編アニメーショ […]
平成10年の日本映画年間ベスト10/No.1,2,3
0 1988(平成10)年興収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/踊る大捜査線THE MOVE(東宝) 2位/ポケットモンスターミュウツーの逆襲(東宝) 3位/ドラえもんのび太の南海大冒険(東宝) 4 […]
1986(昭和61)年の世相
テレビ局が映画に参入した最初の局が、フジテレビだった。斜陽産業といわれた映画も、大量宣伝、動員作戦をかけることで、場外ホームランが昔の夢でないことが証明された。
黒澤明とのコンビで日本映画界を牽引
黒澤明は三船敏郎のたぐいまれな才能を見抜く。その後、黒澤明とのコンビ作品が続き日本映画界を牽引していく。三船敏郎は国際映画人として世界中に影響を与え尊敬された。
昭和の俳優・梅宮辰夫を偲ぶ②
東映では高倉健や鶴田浩二、菅原文太、藤純子が持て囃されたが、もう一方の雄、梅宮辰夫を忘れてはならない。梅宮の思い入れがある「花札渡世」はヒットはしなかったが、隠れたやくざ映画の名作だと思う。
時代劇に革命が起きた
「椿三十郎」で演出した血飛沫が噴き出す表現が観客を驚かせた。今までのリアル感の無い時代劇が衰退する。日本時代劇の変革だった。以降東映に「ヤクザ映画」が台頭して来る。
製作期間8年、製作費51億5千万円の問題作
高畑勲の作品の中には初心者にもわかりやすくはしているが、実はその奥に色々と考えてあり、わかる人には、もっとわかるような深みのある、付いて来られる人だけ付いて来てくれれば良いという考え方で作った作品もある。「かぐや姫の物語」はこれに近い。
平成9年の日本映画年間ベスト10/No.7,8,9,10
0 1997(平成9)年興収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/もののけ姫(東宝) 2位/失楽園(東映) 3位/ドラえもん・のび太のねじ巻き都市冒険記(東宝) 4位/新世紀エヴァンゲリオン劇場版(東映 […]
1985(昭和60)年の世相
0 1966(昭和41)年〜1988(昭和63) 〈古都保存税でお坊さん反旗〉 京都市が7月10日から実施した古都保存協力税をめぐって、市と京都の寺院が対立。同税は、市内寺院の拝観料に大人50円、こども30円を上乗せし、 […]
昭和の俳優・梅宮辰夫を偲ぶ①
梅宮辰夫は昭和の映画界を牽引した俳優である。梅宮辰夫は映画俳優である。「夜の青春シリーズ」「夜の歌謡シリーズ」、「夜の帝王シリーズ」、「不良番長シリーズ」シリーズ物36作品を8年間で撮っているのは大変な数である。
70mm映画時代到来
日本初の70㎜映画は大映が製作した「釈迦」である。次年製作の70mm映画「秦・始皇帝」が配収トップを取った。
映画の特撮はSFXからCGへ
日本のSFX映画の元祖は「ゴジラ」。そしてSFX映画のパイオニアが円谷英二である。
人は、なんのために生まれ、何をして生きるか。
0 「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」(テアトル東京) 22年ぶりの快挙 「えいが それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」は、2012(平成24)年7月に公開された。やなせたかし原作による […]
平成9年の日本映画年間ベスト10/No.4,5,6
0 1997(平成9)興収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/もののけ姫(東宝) 2位/失楽園(東映) 3位/ドラえもん・のび太のねじ巻き都市冒険記(東宝) 4位/新世紀エヴァンゲリオン劇場版(東映) […]
1984(昭和59)年の世相
宮崎アニメは、広く世界に認識され、日本アニメの評価を高めた。世界に通じるアニメーション映画が誕生した。1984(昭和59)年3月11日公開した「風の谷のナウシカ」がそれだ。
赤木圭一郎の死・時代背景
日活俳優・赤木圭一郎が、日活撮影所内の塀にゴーカートで激突。歌手・美空ひばりと俳優・小林旭が結婚。クレージー・キャッツの植木等が「ニッポン無責任時代」で日本中に旋風を巻き起こす。
昭和初期の映画界を牽引した立役者(阪東妻三郎)-その1-
阪東妻三郎は歌舞伎的な立ち回りから現在の剣劇に連なる立ち回りを考案した立役者である。
人々をテレビの前にくぎづけにした
2つのバラエティー番組が人々をテレビの前に釘づけにした。テレビ番組「夢であいましょう」「シャボン玉ホリデー」歌や踊り、爆笑コントに茶の間は華やかなショーに酔いしれた。