黒澤明監督「デルス・ウザーラ」が、モスクワ国際映画祭で金賞、国際映画比評家協会賞を受賞した。
Archives for 9月 2019
オリジナルビデオ作品を劇場公開に結びつけたビジネスモデル
0 機動戦士ガンダムUC episode1「ユニコーンの日」(松竹) 今では当り前となったビジネスモデル 機動戦士ガンダムUCは、2010(平成22)年2月に公開された、福井晴敏原作による機動戦士ガンダムシリーズのロボ […]
シリーズ物は日本映画を支えた
日本映画界は原作物の映画化が多い。映画がオルジナル性を発揮してこそ良い作品が生まれる。脚本家の奮起に期待したい。
評論家と大衆の趣向は関連しない
「キネマ旬報の賞を取った作品は当たらない」業界ではこのような風説がある。それは今でも生きているようだ。
文部省選定、海軍省後援の誤魔化し
監督や俳優よりも、陸軍航空本部監修、情報局選定国民映画、文部省選定、海軍省後援という大きなゴシック文字が必ずついた。
鶴田浩二、やくざに頭を豪打される
その後、鶴田浩二は佐田啓二、高橋貞二と共に「松竹大船三羽烏」と言われ鶴田は昭和を代表する映画スターとして君臨した。
日本では育ちにくいアクション映画
0 1966(昭和41)年〜1988(昭和63)年 女性アクションのパイオニア この空手ブームに彗星のように現れた、アクション女優がいた。志穂美悦子である。志穂美は千葉真一が主宰する「ジャパンアクションクラブ(JAC) […]
日本アニメ海外進出の先鞭をつけた野心作
0 NEMO ニモ(東宝東和) 宮崎駿も関わっていた日米合作アニメ映画 「NEMOニモ」は、最初から欧米進出を狙った日本アニメのパイオニア的作品である。日本では1989(平成元)年7月に、夏休みの家族向けアニメーション映 […]
平成5年の日本映画年間ベスト10/No.7,8,9,10
0 1993(平成5年)年 1992年(平成4年) 配収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/ゴジラVSモスラ(東宝) 2位/REX・-恐竜物語-(松竹) 3位/水の旅人・侍KIDS(東宝) 4位/ドラ […]
松竹の寅さんと東映のサニー・チバ
松竹は渥美清の寅さん、東映は千葉真一の空手映画。世界のカンフー・ブームの中で日本でも空手映画が盛んに作られた。千葉真一はサニーチバとして世界で名をはせた。
ワイドスクリーンが登場
アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞を取り世界的に大ヒットしていた映画「風と共に去りぬ」が、日本でも大当たりに。
正義のためと国策映画罷り通る
0 1935(昭和10)年〜1944(昭和19)年 映画を国策宣伝に利用 1939(昭和14)年9月、ナチスドイツがポーランドに侵攻して以来、ヨーロッパ全土が再び戦場と化していたが、この大戦で、軍部は映画を敵国侵略の有力 […]
連日超満員の中、洋画の不振
ハリウッドが考案した立体映画が上映された
。モノクロ版ギャング映画「恐怖の街」と、カラー版、冒険活劇「ブワナの悪魔」だ。
1974(昭和49)年の世相
フイリッピン・ルバング島で潜伏していた元陸軍少尉・小野田寛郎が3月12日、約30年ぶりに祖国の土を踏んだ。
海外で大好評だった「獣兵衛忍風帖」
0 本質はOVA(オリジナルビデオアニメ)作品 「獣兵衛忍風帖」(東京テアトル)は、1993(平成5)年6月公開された、川尻善昭原作・脚本・演出による、大人向けの時代劇エンターテインメントアニメである。当初はOVAとして […]
平成5年の日本映画年間ベスト10/No.4,5,6
0 1993(平成5年)年 1992年(平成4年) 配収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/ゴジラVSモスラ(東宝) 2位/REX・-恐竜物語-(松竹) 3位/水の旅人・侍KIDS(東宝) 4位/ドラ […]
地方映画祭で“映画の火”を守る時代
映画界も地方切り捨て化が進んでいる今、映画館とファンがしっかり手を組んで“映画の火”を守っていこうとしている時代である。
1953(昭和28)年の世相
NHK、日本テレビがそれぞれ本放送を開始。戦後、焼け野原だった東京の街に、特需景気の効果で一筋の光が差し込んできた。
世界の映画界を覆う黒い影
暗い足音が、ひたひたと近づいて来るのが誰の目にも明らかだった。それはやがて、硬く重い、軍靴の響きに変わろうとしていた。
黒澤明監督作品、「生きる」が映画の傑作
主人公を名演した志村喬がはまり役で、雪の舞う公園でブランコに乗って「生命短し恋せよ乙女……」と唄を歌うシーンは感動的だ。