美空ひばり芸能界を去る。ときに1943(昭和18)年20歳の秋だった。歌謡界の女王となる美空ひばりはまだ6歳だった。
Archives for 7月 2019
松竹系、日活系、マキノ系の三つ巴
日本の活動写真の方は、松竹系、日活系、マキノ系と三つ巴の合戦だった。モボ、モガなど大正ロマン華やかなりし時代だった。
高倉健「昭和残俠伝」シリーズ
「義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界〜」ご存知高倉健が歌う「唐獅子牡丹」である。このシーンに観客はしびれた。
原作物の文芸作品映画人気
「日本戦歿学生手記・きけ、わだつみの声」(監督・関川秀雄)戦争の本質を描き、日本中に感動の嵐を巻き起こした。
平成3年の日本映画年間ベスト10/No.4,5,6
0 1991(平成3年)年 1991年(平成3年) 配収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/おもいでぽろぽろ(東宝) 2位/ドラえもんのび太のドラビアンナイト(東宝 3位/男はつらいよ・寅次郎の休 […]
「男はつらいよ」寅さんの起源はテレビドラマ
長寿シリーズ物「男はつらいよ」は、全48作が公開され、山田洋次が全ての原作を担当し、26年間の長きにわたった国民的映画。
アメリカ映画続々上陸
洋画の配給は、アメリカ映画のセントラルと、フランス・イギリス・ソ連映画を東宝チェーンが掌握していた。
理屈抜きで面白い大都映画に支持された
大都映画の製作方針は、大衆層や少年層を対象に、もっぱら愉快な娯楽作品、通俗作品を提供し、全て娯楽に徹することであった。
一世を風靡した無声映画に台本なし
牧野省三の非凡な才覚と映画に関するカンの良さで、全盛期は、3日に1本の割で松之助映画を、どんどん作って行った。
「フーテンの寅」の渥美清
1969(昭和44)年、松竹で「男はつらいよ」の映画化を決め以降シリーズ化。渥美は27年間で48作の寅さんを演じ続けた。
映画の宣伝合戦エスカレート
裾を乱した女性の姿の絵看板。走るエロ広告バスや市電が登場。映画の宣伝合戦は次第にエスカレート、白熱化する。
平成3年の日本映画年間ベスト10/No.1,2,3
0 1991(平成3年)年 1991年(平成3年) 配収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/おもいでぽろぽろ(東宝) 2位/ドラえもんのび太のドラビアンナイト(東宝) 3位/男はつらいよ・寅次郎の休 […]
1968・9(昭和43・4)年の世相
「男はつらいよ」の第1作公開。東映は任俠シリーズ。加えて藤純子主演「緋牡丹博徒」シリーズが好調で年間配収60億円の大台。
キナ臭い時代に映画界は活況
戦後の混乱と食糧難の中に 現れた天才歌手・美空ひばりが「悲しき口笛」を歌い、その歌声は占領下の日本人に熱狂的に愛された。
粗製乱造トーキーでも観衆から支持され
日本でも田中絹代の「マダムと女房」が本格的トーキー映画として成功し、弁士たちは益々片隅へと追いやられていった。
規則の大改正で弁士許可制に
震災で東京から劇場が無くなってしまい、一流の弁士が仕事も無く、中には東京を捨てて地方に活路を求める者も多かった。
「ジゴマ」
フランスの探偵映画「ジゴマ」に避難の嵐湧きおこる。教育に悪い。上映している興行者はなお悪いと世間から白い目で見られる。
泣かせる母物映画がブーム
そのため何故か母物映画がブームになり、主役の三益愛子は「三益の母物か、母物の三益か」といわれ一世を風靡した。
平成2年の日本映画年間ベスト10/No.7,8,9,10
0 1990(平成2年)年 1990年(平成2年) 配収ベスト10 (一般社団法人日本映画製作連盟より) 1位/天と地と(東映) 2位/タスマニア物語(東宝) 3位/ドラえもん・のび太とアニマル惑星(東宝) 4位/ […]
勝プロダクションを設立も倒産
長男で俳優の奥村雄太が、殺陣の撮影中、役者を真剣で刺して死亡させてしまう。マリファナとコカインを所持して現行犯逮捕。